イジワル王子を拾いました。



「い、いきなりどうしたの…?!」


未だに腰に回された腕が私の頬を赤くさせる。


「なんか可愛いなぁって思って」


「かわ…!!?」


「すっげー寂しそうな顔してたから」


「う、うそ…!」



確かに慈侑くんが帰っちゃうのは寂しかったけど、顔に出てたなんて。