イジワル王子を拾いました。



「え、2つも食べれないよ」


平然と言う慈侑くん。
私はそんなに大食い女子に見えるのかな…。

「じゃあ、半分ずつするか。」

「うん!」



しばらくして運ばれてきたパステルカラーの飲み物に慈侑くんは顔をしかめていたけれど、飲んでみると「美味い」と笑っていた。


オムライスとピザもすごく絶品だった。


「柚のそれどんな味?」

私が飲もうとしていたグラスを私の手ごと引き寄せ、そのまま飲んだ。


「じ、慈侑くん…?!」