「いや、行きたいんだろ?」 そう言って慈侑くんは私の手を引いてお店へと入っていった。 店内には、着ていた制服は違うけれど女の子がいっぱい。 そしてみんな慈侑くんを見ている。 「どれにすんの?なんかすげーメニューばっかだけど。」 やっぱりカッコいいもんなぁ。 万人うけする顔立ちだもん。 「柚?」 「え?」 全く話を聞いていなかった私に慈侑くんは不思議そうな顔を向けた。