イジワル王子を拾いました。




「いってー…」

そんな声が聞こえたけど無視。


「あれ?姫野さんいたの?すごい音したけど大丈夫?」

カウンターに行くと、相楽くんが驚いた顔をしていた。


「あ、うん。本の整理してたら本落としちゃって…」


あはは、と苦しい言い訳をした。

後ろの本棚にはまだ慈侑くんがもたれ掛かっていた。

私は慈侑くんに向かい「い〜〜!!」と威嚇?しておいた。