「柚も狙ってるんだったら気を付けた方がいいよ。王子先輩のファンすごいし、」 美琴ちゃんは、バスケをしているすぐ側のフェンスを見ながら言った。 「うわ…、す、すごいね」 そこには何人もの女の子が手紙やお菓子などを持ってバスケを見守っていた。 きっと彼に渡すんだろう…。 「ちょっとでも先輩とお近付きになったら、あの子たちに何されるかわかんないよ」 「すごそうだね…。っていうか、狙ってないし!!」