洸に目が集中していたが、洸の後ろをマネージャーの中村と通る右京に気づいて見ていた。
少しでも近づきたい気持ち、ファンに揉まれる中、中村が右京に何か話し こちらを向いた。
誰もが自分を見てると思い発狂する。
右京の目からは よく 見る光景。
何ら変わらないところに握手に近づく…
ファンに押され、また押されを繰り返す佑衣…
私に気づいて… そんな思いは 皆強い。
佑衣は負けじと、ふと思い立ちファン達の中でしゃがみ、右京目掛けて必死に近付いた。
そして、穴から出たモグラのように右京の足へ手を伸ばした。
足への何かに気づいて下を見る右京が内心呆れながらもしゃがんだ。
う… 右京様ぁ…
「 お前っ… 」
佑衣のファンの足の隙間から覗きいる姿と向き合った右京。
中村にペンを要求し、何かを書いて立ち上がり、ファンと交流しながら去った。
手のひらに何かを書かれた佑衣は、何とか その場から離れて手のひらを見てみる。
え、Hと、数字? サインじゃない…
なんの記号? それに番号…
右京様のイタズラ?
わかんなーい!



