幸斗の屈託ない笑みに苦笑した。
猫か犬か…
「 ね、佑衣さん、いいよね?」
「 二時間ね 」
「 うん、二時間ね。はい、デートだから手繋ご 」
差し出された幸斗の手。
その顔はやっぱり笑顔で… 可愛い?
「 ん、手!」
「 繋がなくてもいいと思うよ? 付き合ってないし、友達って呼べるほ… んっ!?」
「 しーっ! 」
幸斗は私の口を手のひらで塞いだ。
ちょっと、何して…
なんで塞ぐわけ?
「 佑衣さん、出されたものは受け取らなきゃ。今は 俺の手ね 」
なんと… 年下のくせに よく そんな事言えたもんだ。
ニコリとする幸斗、塞ぐ手をどかした開口一番…
「 手は繋がない!」
「 うわ、頑固… 意固地… 照れてる?」
なんでそうなる!!



