『ドラマ仕立てでお願いします』


メリーゴーランドでの右京が忘れられない…



「 ……ワープ! ……私、消えた?」

「 真ん前にいますけど? バカね 」


「 ワープできるなら みんなしてるよね… まず会えない人だから よけいにそう願っちゃうよね 」

「 佑衣、一生ないと思うけど、あんたに縁があるなら右京と会えるかもね。
ドラマもいいけど、現実見なきゃね?
俳優に本気で恋しないでしょ 」



紗凪…

ねぇ 紗凪、言ってる事 全部わかるよ。

でもね、遊園地で少しだけど右京様と一緒にいてドキドキしたの…


また、会いたいの。



「 そういえば 佑衣の部屋に花あるでしょ、時計みたいな 変わった花 」

「 うん、あるよ、なんで?」

「 意外と花好きなんだなぁと思って、私も買おうかな 」



紗凪が花?

絶対に水やらないでしょ…



ランチを終えて、店を出た時 携帯が鳴り出した。



「 ん、誰? …… はい?」


あ、切れた…


「 何、切れたの? じゃ 次 服ね~ 」


服屋にに移動しようとする私と紗凪、突然、前から手を盛大に振る人に目がいった。



「 何あれ 」

「 …あ、ああっ!」



あれは、幸斗くん!?