『ドラマ仕立てでお願いします』


右京の元から消え戻る佑衣は夢の中…

耳にざわつく声が届き眠りから覚める佑衣。



あれ…


「 佑衣ちゃん、良かった、起きた? 早く起こせなくてごめんね、忙しくてねぇ 佑衣ちゃんも 戻った方がいいよ 」



おばちゃん…



「 うん、ごめんね!ありがと、またね 」



店を出て、キッズエリアに戻る、重かった気分は軽くなっていた。

歩きながら ふと、自分の手を見る。



私… なんでかな、すごく いい気分だったような?

夢でも見てたかな…



妙な違和感を手に覚えた佑衣。

そんな佑衣が手を見つめ歩いていると、向かって駆けてくる幸斗。



「 佑衣さん!」

「 あっ!」


見つめた手を幸斗にギュッと握られた。



あ~… 何すんのよっ



「 ちょっと!」

「 何、どうしたの? 手見つめて歩いてると転ぶよ 」

「 だからって握らないでよ、転ばないし!」



まったく 軽いったら…