『ドラマ仕立てでお願いします』

内心 有頂天な佑衣。

そんな佑衣を連れて行く右京は、鳴り出した携帯を無視した。



「 あの、どこまで行くんですか? けっこう来ましたよ?」

「 入るぞ 」



ん? サイエンス…



「 この中にプラネタリウムがあるから 」

「 プラネタリウム!? 」



こ、これは まさに、デートスポット!

しかも暗闇… じゃなくて星座がね、綺麗でね。


あ、嬉しいっ



プラネタリウム内に入り、一番角に座る。



「 今気づいたんですが、ここだと普通に会話できないんじゃ… 」

「 あ… 」



え、気づいてないの?

顔バレしないつもりで来たとか?


ちょっと浅はか…



「 小声でも話せるだろ。で、 ここは神戸、俺は伊澤 右京、本物だから 」



神戸…

本物なら あの人たちはスタッフとか?

でも、なんで私が…


それに…


右京様、手を繋いだままなんだけど…