『ドラマ仕立てでお願いします』

頭を抱える右京の横で、佑衣も困惑していた。


「 あの… 私とは初めてですよね? なんで三度目だって言ったの?」

「 は… 何言ってる、今で三回会ってるんだよ、忘れたわけじゃないだろ 」



首を傾げる佑衣に、右京は また ため息つく。



そういえば…

二度目の時も こんな風に 何も知らない感じだった。

そして消えた。


今、コイツがいても また 消えたら 何もかも…



「 ほんとに 覚えてないか? 俺のベッド、次は風呂… それに俺のジャージを着てたんだぞ?」

「 何…言ってるの? 私、有名人の知り合いすらいないのに… 」



なんで、覚えてない?

俺のベッドに風呂にもいた… 今もいる。


おかしい、何かある…



「 とにかく、今回は逃げるなよ、俺のそばからいなくなるなっ 」

「 え… 」



右京は佑衣をまっすぐ見つめ言った。