『ドラマ仕立てでお願いします』

居酒屋で好きに食べても、紗凪ともう一人の医者だけが楽しんでる。


私は黙々と食べるが、時折 敦司の話に相槌する。



「 佑衣さん、先に渡します。番号とラインIDです、良かったら連絡して 」


あ、もらっていいの?


「 ありがとうございます 」


うわ、初めてもらった! 嬉しい。

でも…


「 佑衣さんのも教えてもらっても?」


やっぱり、そうなるよね…


「 はい、どうぞ 」


印象は悪くないけど、ピンとこないなぁ…

ま、番号交換も社交辞令ってやつかな。


敦司は気を使ってか、よく話しかけて盛り上がろうとしてくれていた。

それでも、敦司に少しも心が傾くことはなかった。


紗凪も、正式に紹介をとしたわけでないため、好きに食べて飲んでいた。

そんな時間も過ぎ、解散した時には10時を回っていた。




帰ったら11時だよ、もう…

お風呂してすぐ寝ちゃお。