『ドラマ仕立てでお願いします』

車で紗凪の勤める病院に向かい、紗凪を待つ。

紗凪から電話が入り、先に店に行き待ってるからと言われ一人向かう。



「 え… ここ? 居酒屋… 」



着いてみれば 単なる居酒屋にガッカリした私。

医者といえど贅沢を考えた自分に情けなくなる。



まぁ、おごってもらうんだしね…



店に入り、紗凪が待ち合いで待っていてくれた。



「 佑衣、ごめんね先に行っちゃってて 」

「 いいよ。それより お腹すいた… 紹介とかいいから食べよ!」

「 もう、食より男でしょ!」



男より食でしょ、先にお腹が満たされないとダメ。



「 先生たち~ 友達を紹介しますね!」



紗凪っ…



「 あの、石倉です、よろしくお願いします… 」

「 石倉…名前は?」

「 佑衣ですよ~ 佑衣、照れてないで話してよ 」



紗凪、あんた… 声が変わってるじゃないのよ!



「 佑衣さん… 俺、瀬崎 敦司 25歳、内科の研修医です 」

「 はい、どうも… 」



で? もう一人いるけど?

紗凪と喋ってばっか…


この人は紗凪狙い? ふーん…