『ドラマ仕立てでお願いします』

山あり谷あり、水平線のように 波風ない恋なんてつまらない。

だから、甘い恋にも苦みがあって辛味があって…

全身全霊で恋にどっぷりハマる。


そんな焦がれるような恋…

したことないから わかんない。


でも、ドラマにはすべてがある。

たまらない。

恋がしたくてたまらない…



「 相手いないけどさ… 弓槻 洸、いいなぁ 可愛いうえに クドくなくて、爽やかイケメン、惚れる~ 」



お、おおっ キス顔が、またいいっ!

そん時だけ男って、刺さるわ~



ラブなシーンを見れば、キスの瞬間、微かに唇が隙間を開けている。


そんな自分は無意識…


目を閉じれば やはり、ドラマの中にいて キスされる自分に置き換える。


これは重症… かもしれない。


私には これが もはや普通。



「 あ、ちょっと 今のとこ も一回… 巻き戻し 」



そう、こうしてキスの妄想中なのだ。



「 と、もう一回~ 」