『ドラマ仕立てでお願いします』

右京が佑衣を見つめ、佑衣は右京を見つめ…

今までなかった記憶が一気に思考に流れ込んでくる。



“ 思い出せ… ”“ やっと見つけた… ”


あ… ぁ…

私…



「 右京…様… 」

「 様ってつけんなって言ったろ 」



私、右京様に会ってた…

こんなに幸せな気持ちを忘れてた…



「 思い出した… 私… 」

「 俺が好きなんだろ? 」

「 …はい 」



言わなきゃ、今 言わなきゃ…



「 佑衣… 」



胸がいっぱいで、苦しいよ…

一生に一度…

叶わない恋をしてる。


でも、この恋は…



「 やりたいことは?」

「 …ドラマ、みたいに抱きしめて下さい 」



涙をためた目で見つめ右京に言った。

右京の腕が佑衣を大事そうにしっかり包む…