『ドラマ仕立てでお願いします』

電話を無視して布団を頭から被る。


諦めないつもりか、それから3度、4度と鳴る電話を無視した。


そして5度目、うっとうしくて文句言ってやろうと電話に出た。




『 あ!佑… 』


「 誰よ! 何の用か知りませんけど すごい迷惑ですっ 」

『 …ごめんなさい、佑衣さん、中村です 』



え… 中村? って誰…



『 佑衣さん? 』

「 はい、あの… どちらの中村さん?」


全然 誰かわかんないんだけど…



『 昨日会いましたよ、伊澤 右京のマネージャーです。今日 会えませんか? ランチ ごちそうします 』


「 あ! あ、はい! 中村さん、昨日は 来ていただきましてありがとうございました。 で、なんで私を?」


『 会ってお話します、場所は東京御苑、待ってるわね 』



電話を切って、体の力が抜けた。



右京様のマネージャー…

私に電話なんて… まさか、まさか…



スカウト!?