『ドラマ仕立てでお願いします』


1週間が過ぎた日曜の夜。

仕事を終えた佑衣は、幸斗を連れて金平堂へ行った。



「 へぇ 佑衣さんのお気に入りの喫茶店ね~ めちゃめちゃ 和だね 」

「 そ、いい感じでしょ~ 」



中に入ると上がるところだった比奈がいた。



「 佑衣ちゃん、久しぶりだね 」

「 うん、お腹すいて寄ったの。比奈ちゃん もう上がり?」

「 そうなの、で… 佑衣ちゃんの? 」



比奈が私の後ろに立つ幸斗に目をやる。

幸斗は自分を紹介してほしそうだった。



「 職場の同僚で、名前は幸斗くん、ちなみに彼氏じゃないから 」

「 うわ、ひでぇ 彼氏でもいいだろ~ 」

「 なんだ、違うの? 佑衣ちゃんは贅沢だね 」



贅沢? 私が? なんでよ…



「 比奈ちゃん用事ないなら一緒にどう?」

「 あ~… 彼氏がいいなら 」



彼氏じゃないってば!



「 俺 全然いいよ~ 」



コラッ!



幸斗の了解を得て、3人でテーブルに座る。