『ドラマ仕立てでお願いします』

しばし 睨めっこに近い状態。



「 俺から目そらしたら 負け 」

「 な!? 何言って… 負けって何ですかっ 」

「 ほらほら、視線ずらすなよ、泳ぐなよ 」

「 なんなのっ 」



見つめてるのか、やはり 睨めっこか…

右京に遊ばれる佑衣に、右京は楽しげ。



「 佑衣… 」

「 へい! あ… 」


「 どんな返事だよ、ハハハッ 」



笑われて恥ずかしくて顔ごと横へ向け、ウィンナーコーヒーを飲む。



「 はい、負け~ 」

「 ん、ゴフッ… 今のは 喉乾いたから! 」

「 だな。立派なヒゲつけて笑える 」



ヒゲ? あ、クリーム!? いやぁ~ 最悪っ



「 お、やめとけよ、ヒゲ取るな 」



ついた上唇にあるクリームを おしぼりで拭おうとした佑衣を止める右京。



「 なんでダメ… 」

「 ドラマ仕立て… だろ?」



え……