『ドラマ仕立てでお願いします』

何の事を言っているのかと、何も思い当たらない佑衣。


右京は佑衣から言う願いを待つ。

黙ったまま時間が過ぎていくのを、右京は見ていられずいた。



「 なぁ、撮影 見てたんだろ? どうだった?」

「 …ひどい 」

「 は? 」

「 もうドラマなんか見ないっ… あんなの見たくなかった!」


「 あんた… まさか妬いてんの? あれは 演技だろ 」



ひど… 私はショックだったもん!

好きだから演技でもショックだよっ



「 俳優してんだから… 」

「 そうですね! 良かった!」



コイツ… 何 怒ってんだ?



そっぽ向く佑衣に、わけがわからない右京。

右京が何か思いつき 佑衣の隣の席に座り直した。



「 その帽子、俺の 」

「 あ、ちょっと!」



佑衣から帽子を奪い被る右京、それを見た佑衣は 目の前の右京に見入る。