『ドラマ仕立てでお願いします』

哲平はコンビニに寄り、デザートにジュース、サンドイッチを買った。

40分後、佑衣の予想より早い時間に哲平が来た。



「 …哲平、いらっしゃい 」

「 病人に いらっしゃいって言われるのも変だな 」

「 そう? 上がって 」



部屋に上げる哲平が見舞品を手渡してくれ机に広げる。

真っ先に手に取ったサンドイッチ。



「 ジュースあるから飲んで 」

「 ありがと!」

「 …また 伊澤 右京のドラマ?」



またって、やめて。

何度見ても いいんだから。



一緒になって ついつい見てしまう哲平。



「 佑衣ちゃんさ、この右京が演じるてるのが好きなの? 単に本人が好き? 」


「 何、急に… 哲平、あんたまで紗凪みたいに… ううん、いい。 わかってるから、天地ひっくり返っても右京様と恋はあり得ないって…
わかってるから、いいの。 夢でいい 」


「 重症だな… そんなに好きなんだ… 」

「 可愛くない女に好かれたら迷惑だよね… 」

「 …佑衣ちゃん、可愛いよ 」




哲平に言われ、思わず視線を哲平から外す。



私が、可愛い?

お世辞を哲平が言うなんて…

明日は 雨かも。