『ドラマ仕立てでお願いします』

しばらくして…

右京が携帯をポストに入れたかどうか確認しにエントランスへ。

ポストにあった携帯を受け取り部屋へ戻る。


テーブルで携帯を触りながら充電し、時折 ソファで寝ている佑衣をチラ見する。




「 …ったく、なんで私がっ… まさか、宇宙人? ドラマ見たいにタイムスリップとか?
過去、未来? ハハッ バカバカしい!」


「 ん…… 」


「 ひっ!! ……なんだ、寝返り… 」



ビクビクする中村、充電しながら右京に電話をかける。



『 中村? どうした、何か… 』

「 何にもない! 寝返りしたくらいね。まったく… NGなしで さっさと終わらせてきて!」

『 は~… わかってるよ、また連絡して 』



電話を切ると、中村は携帯に対して 思いきり嫌みな顔をして見せる。

そこに佑衣が目を覚ます。



「 …ん、喉痛… 水… 」



のそりと起き上がる佑衣に、中村は口を押さえながら ソファから離れる。



「 水… あ、れ? え… 」



自分のベッドじゃないと気づいた佑衣、視界に入るのは 警戒している中村の姿。