『ドラマ仕立てでお願いします』


荒れ怒る中村に、謝る右京。

佑衣を寝かせたあと携帯から彩月に電話をかけた。



「 彩月? 俺だけど… 」

『 右京くん!! はい、はい、何でも話して!』

「 中村の体調が悪いから尾川マネに俺を頼むって言ってくれ 」

『 そうなんだ… わかった、私も一緒に行くから 待ってて!1時間後ね 』



ブツブツ文句言っている中村は頭を掻きむしる。

そして叫んでは沈む…



「 中村、佑衣が起きる 」

「 え? なに? 聞こえない! その子より、撮影があんのよ、わかる!? 」

「 だから、尾川マネに頼んだから、中村は佑衣を見ててくれ 」


「 …私、聞き間違った? 私が? なんでよ? どうかしてる! ほっとけばいいわ、どこから現れたかわかんない子のそばにいるなんで無理!」



参ったと、ため息つく右京。



「 中村… 俺が休むか?」

「 ダメ!ふざけないでっ 」



休むのはあり得ないと睨み訴える中村に、ニコリと笑みを見せる右京。



「 …やな笑い方ねぇ わかった、わかったから! でも ただいるだけだからねっ あと、携帯弁償して! 」