『ドラマ仕立てでお願いします』

ウンザリな顔をして幸斗を見ると、笑顔が私を見てくる。



「 ねぇ なんで そんなに元気? 」

「 佑衣さんは元気じゃないの? 俺はねぇ 佑衣さんと一緒に出勤してるだけで幸せ~ 」



私と出勤?

どうしたら そんな解釈になるのよ…



「 あ、佑衣さん、この際 付き合っちゃう?」

「 はい!? 」


頭痛…



「 俺は佑衣さんを選んでるからさ、いつでも そばにいたい 」

「 …言ってて恥ずかしくない?」



ダメだ… 幸斗くんの脳ミソどうかしてる。

なんで私?

紗凪に引きこもりとまで言われる私の何がいいわけ?



「 幸斗くん… 目、覚まして 」

「 佑衣さんこそ、早く俺を見てよ、ね?」



明るっ… なんで?



考える私の頭は思考を止めようとし、熱を上げる。

フラつき転びそうになるが、幸斗が支えてくれる。



「 佑衣さん!! 」

「 ごめ… 大丈夫… 」

「 帰ってよ、佑衣さん。息が熱い… 熱あるでしょ? ダメだなぁ 俺より年上なんだから体労らないと 」



な、なんか 嬉しいような ムカつくような…

でも 熱あるけど休めないっ…