『ドラマ仕立てでお願いします』

弾ける場所、それが何でどこかはわからない佑衣は歩きながら右京に訪ねる。



「 どこにあるの?」

「 バスとタクシー、どっちに乗りたい?」

「 バ… タクシーで!」



右京がバスに乗ると、乗客にバレる可能性があると考えた佑衣。

右京はタクシーを通りで捕まえ、向かう場所。



「 え… バッティングセンター? 」

「 そ。できる?」



首を左右に振り、出来ないと訴える。



「 やれば出来る、教えてやるから 」

「 え~… 」



半ば嫌々な佑衣に、右京は繋いだ小指を見せて言う。



「 教えてやる、約束 」



諦める佑衣を連れて、ヘルメットを被り、バットを選んだ。

手本を見せる右京は、金属音が耳にキンッ…と鳴った。

佑衣に打たせようとしたが目を閉じ叫び避けるだけ。



「 …ったく、仕方ないなぁ 」



佑衣に教えようと右京が わざと佑衣の背後に回り、被さるように佑衣の手を両側から握った。


当然 赤くなる佑衣。

それをわかっててやっている右京。