『ドラマ仕立てでお願いします』

「 佑衣… ゴホッ… 」

「 哲平、いいから帰って病院行って休んでて、ね?こっちは大丈夫 」



喉が痛い哲平は、私の頭をポンッとし、帰って行った。

ふと気づけば出勤していない一人がいる。



「 佑衣ちゃん、幸斗くんは? まだ?」

「 そうだね、まだ来てないよ 」

「 アイツ~ 昨日 遅刻したんだよ! また遅刻したら蹴ってやるっ 」

「 うん、蹴って 蹴って 」



亜須美がキッズエリアへと向かい、私はメリーゴーランドへ。

メリーゴーランドへ上がりゴミや傷み、稼動してチェック。



よし、大丈夫。

哲平… ちゃんと病院行ったかな…



「 佑衣さーん!おはようございまーすっ 」



あ、来た…



「 幸斗くん おはよう、今日は亜須美ちゃんと一緒だからね 」

「 言うと思ったぁ… 脱力だ 」



仕事だからね、仕事!



朝から気が抜けている幸斗。

私は幸斗の背中に、しっかりしてと張り手をしてやった。