メリーゴーランドがゆっくり回りだして、私は右京と離れて乗った事に自己嫌悪、後悔した。
でも、そんな私に対して 哲平が目を見開き私を見た。
ん、何、今の顔は…
それにしても、右京様がいるのに、私ってば…
なんて もったいない事を~…
手で顔を覆った時だった。
回るユニコーン達の合間を右京が近づいてきた。
そして…
カツン、と音がしてパッと手をどかすと、目の前には右京が座っていた。
「 え… ぅわぁっ!! 」
「 …失礼だな 」
な、なんで!?
失礼もなにも… ユニコーンに座ってたんじゃ!?
プチパニックな私、右京は平然と私の座った馬車に乗ってきた。
「 あんた、なんか感じる?」
「 …はい?」
うわ… 喋ったぁ~
「 わかるか? 」
わかるか?って、何が…
「 …えっと、振動?」
「 …… 」
あ、違うのっ!?
そういう事じゃないの!?
「 なぁ 今… 何、感じる?」
言われて目を閉じて………
私が今 何を感じるか?
「 緊張感に、いつの間にかドキドキも混じってて… それに懐かしいような… 」
「 へぇ… それだけ?」
へぇ それだけ?って…
ゆっくり目を開け始めれば、ドキドキが増すと同時に、右京の顔がより近くなっていた。
「 思い出せ… 」
え……
見つめる真っ直ぐな瞳に どうしたらいいか戸惑った。
でも、そんな私に対して 哲平が目を見開き私を見た。
ん、何、今の顔は…
それにしても、右京様がいるのに、私ってば…
なんて もったいない事を~…
手で顔を覆った時だった。
回るユニコーン達の合間を右京が近づいてきた。
そして…
カツン、と音がしてパッと手をどかすと、目の前には右京が座っていた。
「 え… ぅわぁっ!! 」
「 …失礼だな 」
な、なんで!?
失礼もなにも… ユニコーンに座ってたんじゃ!?
プチパニックな私、右京は平然と私の座った馬車に乗ってきた。
「 あんた、なんか感じる?」
「 …はい?」
うわ… 喋ったぁ~
「 わかるか? 」
わかるか?って、何が…
「 …えっと、振動?」
「 …… 」
あ、違うのっ!?
そういう事じゃないの!?
「 なぁ 今… 何、感じる?」
言われて目を閉じて………
私が今 何を感じるか?
「 緊張感に、いつの間にかドキドキも混じってて… それに懐かしいような… 」
「 へぇ… それだけ?」
へぇ それだけ?って…
ゆっくり目を開け始めれば、ドキドキが増すと同時に、右京の顔がより近くなっていた。
「 思い出せ… 」
え……
見つめる真っ直ぐな瞳に どうしたらいいか戸惑った。



