『ドラマ仕立てでお願いします』

こんな幸せを感じたい世の女子を代表してるみたいで…

反感買いそう…



「 会いたくなる… また、会うだろ 」

「 え、どうして?」

「 毎回そうだから。あんたが俺を忘れて、現れて消える… 今は ヤキモキしてるよ、いつどうなるかわからないからな…
今日の事も 忘れるだろ、どうしたら忘れない?」



ヤキモキさせてるの? 私が?

忘れないために…

また、ピアスの時みたいに 私だけがわからないのは嫌…

どうしたらいい?



それに、私と右京様って、どうして?



「 どうして、私たちなの? 不思議… 住む世界が全然違うのに… 縁もないし…
あの、変な風にとらないでほしいんだけど…
ドキドキも緊張もするし、発狂したいくらいなのに、妙に右京様といると落ち着くの 」



また、会いたくなる… すごく、会いたくなるの…



「 佑衣、まだダメだ! 」


え?


「 これを付けてろ、撮影で使った眼鏡だ。忘れるな、頼むから… 佑衣… 」



右京…様?



「 行くな… 」



右京の腕の中で、佑衣は透き通るように消えていった。

佑衣にかけた眼鏡を 忘れるなと念じるようにして思う右京。


一人きりの公園、佑衣と見た神戸大橋まで来て見つめる…