『ドラマ仕立てでお願いします』

佑衣にとっては この上なく幸せな時。

この時間が続けばいい… そう思う佑衣。

右京の腕を離さないように掴む。



「 少し歩くか?」

「 ん~… ううん、このままがいい、ダメ?」

「 いや、いいよ 」



あぁ あと30分はこうしてたいなぁ…

けど… ちょっとトイレいきたいかも~…



体は素直で、催したモノに抵抗は虚しいだけ。

佑衣は右京に言いたいが変に恥ずかしく感じ、右京の腕をガッシリ掴んで、誘導するように歩き出した。



「 おい、このまま歩くのは変だろ 」

「 大丈夫、守護神だと思うから ついてきて 」

「 守護神って… で、どこに 」

「 秘密… 」



話さない佑衣と くっついたまま歩いていて、目先にあるのはトイレだけ。

気づく右京は佑衣の頭のてっぺんを顎でコンッとした。



「 いたっ 」

「 トイレだろ、行ってこい 」

「 …また、してくれる?」

「 いいから!」



離された腕を惜しみトイレに行く佑衣。

クスッと笑みを見せる右京。