『ドラマ仕立てでお願いします』

右京の手に自分の手を重ねると握られる。

内なる胸が高鳴るのがわかる。



右京様の手だ… 繋いでる。



「 それで、次はどうしたい?」

「 あ~… 待って もう少しこのまま… 」



この手の感触と温かさを忘れないようにしないと…

それにしても…

感動!!




「 おい、このままでいる気か?」

「 だって この瞬間は 1回だけだから… 」

「 繋いで終わりにするか?」




終わり? やだ、冗談でしょ!!




「 ダメ! 絶対ダメ!」

「 歩く… 」

「 待って! 」



せっかくだし… またとないチャンスだし…

要求してもいいよね?



「 あの… この夜景に赤い橋がすごくステキだから~ 何て言うか、こう~… 自然な感じで、バックハグとかしたりして?」



あーっ 言っちゃった!