日も暮れて、たった一人の佑衣。
カップルが目につき、耳を触る。
何気に寂しさを感じて 遠目にカップルの行く後を着いていく。
ここ、もしかして神戸… 見たことあるし…
紗凪の言ってた あの話、ほんとだったかも。
右京様いたし…
でも、私がどうしてここにいるの?
カップルが行き着いたのは北公園。
トイレだけは何とかなりそうだと入り出て気づくのは、手のひらにあった右京の字が消えたこと。
「 縁がないなぁ… 迷子だし、一人だし、100円も持ってない… 何なの 私… 泣くよ、もう 」
あ、赤い橋…
えっと なんて橋だったかなぁ ん~…
橋を見ている佑衣、その頃の右京はしばらく待ってから異人館を出ていた。
マネージャーの中村と連絡を取り、ポートアイランドまで戻って、佑衣を探すように歩いていた。
「 アイツ、どこに行った… 公園も広すぎだろ 」
そんな右京は 佑衣の近くまで来ていて、同じように橋を見上げていた。
たった数メートルの距離…
先に気づくのは、どちらか…



