夜空の下を一人で歩くのは、少し寂しかったけど、清々しくもあった。 肌寒い風が、頬をくすぐる。まるで、無邪気に遊ぶように。 少し歩くと、早速クラスメイトを数人見かけたが、恋人同士ラブラブな雰囲気でいるか、既に友達と盛り上がっているか。そのどちらかだった。 先に誰と見るか決めておくんだった。適当すぎてダメだなぁ、私。 一人寂しく流星群を見ることになるのかな? それは嫌だなぁ。 ーーパシッ 「荻原!」 突然、腕を掴まれ、私の名前を呼ばれて、私は足を止め、振り返る。