恋なんて、私にはまだ先のことだと思っていたのに。 いきなり届いたラブレター。 嬉しさと恥ずかしさと、戸惑い。 胸の中を巡るそれらは、私の気持ちさえも迷わせた。 次の週。 今日は天体観測の日。 「山登りキツイーー」 まだ山を登って間もないのに、もう那智はバテている。息を既に切らしている那智の背中を、私は軽く叩く。