千夜?どうしたんだろう。 私、何か変なこと言った? 「せ、千夜?」 「俺のこと見すぎだろ、荻原」 千夜の視線だけが、私に向けられる。 瞳がキラリと光る。 その目に、奪われる私の視線。 「たまたま目に入っただけだし!」 誤解生むような言い方やめてよ...。 私は恥ずかしくなって、千夜から目を離した。 「サンキューな」 「え?」 「俺のこと見てくれて」