「おまたせ」 公園まで走ってきたせいで、汗びっしょり。疲れた。 私は呼吸を整えながら、ベンチに座っている千夜のところまでゆっくりと歩く。 「走ってきたのか?」 私の乱れた呼吸と汗に、千夜は心配しながら私に近づく。 「軽い運動のつもりだったんだけど、ダメだね。運動不足かも」 私はへへっと笑い、大丈夫アピールをする。 それに、待たせるの嫌いだし。 「はいこれ。ありがとな。助かった」 「どういたしまして」 私は千夜からノートを受け取る。