「いいの?もらっても」 「あぁ。つーか、お前へのプレゼントだし、貰ってくれないと俺が困る」 私は千夜から、桃色の花を受け取った。 千夜がプレゼントに花束を選んだことも意外だ。千夜が花束を買うところなんて、想像もつかない。 「どうして花束なの?」 「嫌だったか?」 「ううん、すっごく嬉しい」 嫌なんて、ありえない。 好きな人からのプレゼントは、何でも嬉しいよ。 「実はお前の誕生日をさっき思い出して、近くに花屋あったから急いで買ってきた」