この学校のすぐ隣には、桜の木のある公園と交番と可愛らしい花屋がある。 そういえばこの前、副会長がその花屋で花を買っていたところを見たことを思い出した。 「それがどうしたの?」 私は千夜にそう聞いた。 千夜は首に手を回しながら、照れくさそうに頬を赤らめてく。 「?」 私は首をかしげながら、千夜の言葉を待った。 「その花屋で、買ったんだ」 ん、と後ろに持っていた花束を、千夜は私に差し出した。 「え...?」 びっくりして、私は思わず声をこぼした。