視線を戻して千夜を見ると、青空の青と重なって見えた。 心に溢れる「好き」。 どうしようもなく、想ってしまう。 好きな人のあんな輝いてる姿は、反則だ。 「ボール」 千夜の投げた球は、ストライクゾーンをわずかに外した。 頑張れ、頑張れ! 空さえも、そう言ってる気がした。 「ストライク!」 あと二つ。 審判の声に、耳をすませる。 「ファール」 千夜の投げた球を、必死に追いかける。 「ストライク!」 あと一つ。 ついに、あとにあと一つのストライクを取れば.....!