千夜。 あんた、かっこよすぎるよ。 涙をこぼしそうになって、慌てて耐えた。 もう少し、もう少し。 千夜が球を投げ、バッターがバットを振る。けれど、バットが球に当たることはなかった。 千夜はまた変化球を投げたのだ。 「ストライク!バッターアウト!!」 あと、ストライク3回取れば.....。 期待が胸の中で膨らむ。 不意に空を見ると、雲が流れたのか青い空が広がっていた。 澄んでいるその空を綺麗と思った。