「休憩ー!」 顧問の先生の声が響いた。 部員の皆がこちら側に駆け寄ってくる。既に梨花ちゃんが用意してくれていたドリンクとタオルが、ベンチにあった。 ここにも梨花ちゃんの頑張りがあった。 「祈音ちゃん」 「なに?」 「あたし、やっぱり好きな人には自分の頑張りを見てもらいたい。だけど、祈音ちゃんの言ってることもわかる」 え...?それってつまり......。 「だから、...続けてもいいよ」 梨花ちゃんは頬を赤くしながら、上から目線でそう言った。