何それ。 梨花ちゃんの柔らかな笑みに、無性に腹が立った。 自分のため...?アピール出来ない、ただそれだけのために? 脳裏を過ぎる、中学のあの思い。苦しかった日々。 稲森さんと、同じじゃないか。 「それに祈音ちゃん、東城くんと仲良しみたいだから、早めに辞めてもらいたいな〜」 梨花ちゃんは、たった今ボールを投げた千夜の方へ視線を移した。そう呟いた梨花ちゃんに、私は悔しくなる。