「悪いんだけど、水飲み場にタオル1枚置いてきちゃったみたいなの。取ってきてくれない?」 「う、うん、わかった」 さっきの刺激は何だったのかわからないまま、私は梨花ちゃんの頼みを聞いた。 水飲み場にタオル、忘れてたっけ? ちゃんと全部持っていったはずなんだけどな。 「東城くん、さっきかっこよかったよ」 「あれは先輩の手柄。俺じゃねぇよ」 「えー、でもぉ、東城くんもかっこよかったよ?」 ふと後ろを見てみれば、千夜と梨花ちゃんが仲良さそうに喋っていた。