「う、うん。頑張ろうね」 確かな肌の震えに、思わず声も震えてしまった。 なんで、笑顔が変わったように感じたんだろう。 ...まだ私は、過去に囚われているのかもしれない。きっと、そのせいだ。 「じゃあ、戻ろうか」 梨花ちゃんはドリンクをカゴに入れて持って、そう言った。 「祈音ちゃんは、タオル持って」 「わかった」 私は白いタオルを持って、梨花ちゃんのあとを追った。