やばい、緊張してきた。今さら、胸がドッキンドッキンと鳴ってる。 落ち着け、落ち着け...。 目を閉じて、深く深呼吸をする。何度も何度も。 ーーふわり... 穏やかな風の気配を、確かに感じた。 え?と思って、閉じていた瞳をゆっくりと開ける。目の前には、さっきまでなかったモノがあった。 そうまさに、あの日.....千夜がホームランを打ったあの日のようだった。