「あのね、実はーーー」 そして私は、那智にすべてを話した。 途中で言葉に詰まりながらも、言葉にするのが難しくても、友達の那智には隠し事はしたくないから。 私が抱えていた涙も恐怖も不安も傷も、そして差し込んだ光のことも。 今まで秘密にしていたこと、すべてを。 息をするのも忘れてしまいそうなくらい、必死に話していた。 そんな私に那智は、 「ゆっくりでいいよ。ちゃんと聞いてるから」 と優しげな笑みを浮かべながら、言ってくれた。