「実は俺さ、荻原は野球を嫌いになったんじゃないかって思ってたんだ」 私が、マネージャーを断ってたから? そう思われてたなんて...。 「でも、違ったんだな」 うん、と私は頷く。 嫌いになんてなれない。 「やっぱり荻原はマネージャーやった方がいい」 そう言いながら、千夜は私の手を引っ張り立ち上がった。 オレンジが次第に消えていく空の光が反射し、すごく眩しい。