『なに?』 『1人で重いだろ。手伝おうか?』 そう言いながら、稲森さんを避けて私のところまで駆け寄ってくれた。 優しいな、千夜は。 『大丈夫だよ、これくらい』 『てかさ、これマネージャーの仕事だろ?稲森は手伝わねぇの?』 千夜はそう言って、稲森さんの方に顔を向ける。 『あ、えっと、稲森さんにはさっき.....』 『荻原さん、1人で片付けると時間かかっちゃうよ?言ってくれれば、手伝ったのに』 え.....? 稲盛さんはそう言いながら、バットの入ったかごを持った。