『ありがとう、お父さんのファンになってくれて!』 『なんで荻原が礼を?』 『なんとなく、嬉しかったから』 えへへっと笑いながら、そう言った私。 千夜は「そっか...」と、笑顔を返した。 『あっ、東城くん。あのね.....』 『俺のことは“千夜”でいいよ』 まだ出会ったばかりだったけど、千夜はそう言ってくれた。 『うん、わかった。千夜って呼ぶね』 野球を通して、千夜と繋がっている気がした。空の青さと千夜の笑顔は、今でも鮮明に心の中に残っている。