ギュッ.....。 え...?たった一瞬だけだったけど、強く握り締められた手。 ビクッと、あからさまに肩が揺れた。 な、なに? 梨花ちゃんに目を向けると、あのつぶらな瞳がやや釣り上がり鋭く見えた。 梨花ちゃん...? なんでだろう。こんなにかわいい子なのに、.....怖い。得体の知れない恐怖に、心が染まっていく。 嫌な予感がする。 そう思った時、脳裏を過ぎったのは 中学の苦い思い出だった。