ほっぺが熱い。なんで? 「う、うん。委員会の仕事でさ」 「ふーん、そっか。じゃあさ、一緒に帰ろうぜ」 千夜は自分の後ろ頭に手を回し、若干視線を上に上げて言った。 「...うんっ」 頷いてから、初めて喜んでいる自分に気づいた。明るい声が、自分自身の耳にも届いた。 「この子、誰?東城くん」 また、胸が騒いだ。 千夜の制服の袖を軽く引っ張った、可愛いマネージャーの子。 近くで見ると、さらに可愛い。まつ毛長いし、顔ちっちゃいし。那智とはまた違う可愛さだ。