なんか、やだ。胸に刺が刺さったような痛み、嫌いだ。 胸がぎゅっと締め付けられて、息苦しい。 でも、自分でも意識していないのに、.....視線が千夜に.......。 瞬間、千夜と視線が交わった。 え...? 目が合うなんて、どうして? びっくりしすぎて、胸の痛みが一瞬だけ消え去った。 「荻原、帰ってなかったんだ」 1歩、また1歩、近づいてくる千夜に、今度は胸が甘く鳴る。まるでお砂糖の甘さだ。